•  時事川柳 〜 時季はずれ 〜
      01 子にテロの説明をする難しさ     洲本 にゃんこ(秀逸) 02 探すなら兵器じゃなくて平和だろ   千葉 姫野 泰之 03 政治って選挙のためにするみたい   神戸 酒 みちる 04 わたくしも守ってほしい全力で   東大阪 幸  05 ツキだけで点棒ふやす総理です  さいたま 禄 重大 06 未納率国会議員上げていた      札幌 万柳子 07 自己責任言ってた人の自己保身    秦野 てっちゃん 08 横...
  •  女中の棒先 〜 年金の行方 〜
         「三人で宿屋へ泊まりましてね。」  「いつの話?」  「分かりやすいように簡単な数字で言いますけれどね、払いが三十円 だったのです。それでみんなが十円ずつ出して、付けに添えて帳場へ持 って行かせたら、」じんましんをかきながら聞いていた。  「帳場でサービスだと言うので五円まけてくれたのです。それを女中 が三人の所へ持ってくる途中でその中の二円ごまかしましてね。三円だ け返してきまし...
  •  続・中沢家の人々 〜 年金屋敷 〜
       三遊亭円歌の創作落語《中沢家の人々》では、本人と妻、および前妻 それぞれの両親、あわせて六人の老人が同居する。  昭和後期の世相を伝える代表的傑作として後世に評価されるだろう。    かつて、この落語家は年金受給年令に達したとき、いったん「謝絶」 したところ、区役所だかの役人が「そうはいっても、あなた一人ぐらい」 ととりなされたので、やっぱり「もらっちゃた」そうである。    このとき、すでに実は六...
  •  敵前逃亡 〜 脱走兵の晩年 〜
       脱走は、銃殺に相当する重罪である。外国に逃亡した期間は除外され るので、時効は成立しない。拉致された日本娘は、彼が脱走米兵である ことを知った上で、結婚に応じたのか。    拉致された日本娘は、一度は日本国籍を失ったが、このたび帰国して 抹消されていた戸籍を回復した。二人の娘が、母の祖国で永住権を得る ことも困難ではない。問題は、夫の亡命を日本が受け入れるかどうかだ。    日本がアメリカに「許して...
  •  敵前逃亡 〜 脱走兵の晩年 〜
       脱走は、銃殺に相当する重罪である。外国に逃亡した期間は除外され るので、時効は成立しない。拉致された日本娘は、彼が脱走米兵である ことを知った上で、結婚に応じたのか。    拉致された日本娘は、一度は日本国籍を失ったが、このたび帰国して 抹消されていた戸籍を回復した。二人の娘が、母の祖国で永住権を得る ことも困難ではない。問題は、夫の亡命を日本が受け入れるかどうかだ。    日本がアメリカに「許して...
  •  暁の脱走 〜 敵前逃亡の罪と罰 〜
       十一歳の与太郎は、父に連れられて“大人の映画”を観た記憶がある。    ポスターを観ただけで、美男美女のはげしいラブシーンが予想される。  当時四十歳そこそこの父が(母ではなく)息子を連れて映画館に出かけ たのは、おなじ男として分るような気がする。    くわしい筋書は分らないが(予想どおり)傷病兵と看護婦の、息づまる 接吻シーンにつづいて、なぜか美男美女は手に手をとって、砂漠に向って 脱走を図るので...
  •  ややこしや 〜 加瀬・加藤・助川・加東 〜
      http://d.hatena.ne.jp/adlib/20040521 http://www.hatena.ne.jp/adlib/activities http://twitter.com/awalibrary   http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/list?id=87518&pg=000000 http://www.enpitu.ne.jp/tool/edit.html http://www.enpitu.ne.jp/usr8/bin/day?id=87518&pg=20040521    Ex libris Web Library;加瀬 俊一'T http://blog.livedoor.jp/ayaka222a/archives/16264026.html  系図でみる近代史    よく似た人...
  •  砂の刻 〜 ネット・シンドローム 〜
       Outlook 送受信をクリックすると「操作に失敗しました」と出る。    原因は、思いあたることがある。  はじめての、あたらしいホームページを読んでいて、日記風のコラム のほかにPC相談のコーナーがあり、Q&Aのとおり、つられてメール ソフトを設定変更してしまったらしい。説明は Outlook express だが、 与太郎は Outlook を使っているので、よくある誤操作なのだ。    すでに深夜だから、送受信できなくてもよ...
  •  詩人誕生 〜 曽我姉妹 〜
       誰にもたのまれないのに、書きつづった短歌を、出版社に持ちこんで、 売れれば歌人、売れなければド・シロートにすぎない。  採算のとれた商業歌集《サラダ記念日》は例外中の例外だった。    出版社の依頼によって小説を書くのは「この壁を塗ってくれ」と注文 されるペンキ屋とおなじく生業である。しかし勝手に油絵を描く人々は、 “日曜画家”と呼ばれ、もともと詩人という職業は存在しないのだ。    曽我ひとみこそは...
  •  ネット名曲集 〜 はてな・らいぶらり 〜
       いつでも無料で聴いたり、URLを送信できるような“ネット名曲集” を教えてください。いまのところは、つぎの2曲を楽しんでいますが、 できるだけ原曲にちかい楽器・演奏のものを希望します。   http://www.alpha-net.ne.jp/users2/thwin/classic/c007.htm  サン=サーンス《白鳥 〜 動物の謝肉祭 〜》 http://www.alpha-net.ne.jp/users2/thwin/jazz/z012.htm  ヘンリー・マシーニ《酒とバラの日々》   質問者:adlib...

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